おトイレ掃除のおばちゃん再び。

昨日の湯島天満宮で見つけた松の木のうろ。



トンネルの向こう側は美しい世界。


酔っ払いなのによくぞ気づいた(笑)


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かなーり前に、会社のトイレを掃除してくれるおばちゃんの話()を書いたことがあります。


あれ以降、お会いするたびにちょっとした会話をしていたのですが、


実は今日、二人でランチしました。


お掃除の時は作業服なのですが、ビルの入り口で待ち合わせしたおばちゃんは、


秋らしいワイン色のフェルトの帽子、ワンピース、レザーのショートブーツ(これもワイン色)といういでたち。


前にも何度か、私服のおばちゃんをお見かけしているのですが、いつもとっても素敵なお洋服で、パリのご婦人かと思うくらい。


専業主婦から外食産業へと飛び込み30年。定年退職の後、掃除の仕事についたおばちゃんは、どうやらお金のためではなく、働くのが好きだから働いている、そんな感じです。


私も、80歳くらいまで現役でいたいと思ってるんですよー。


と言ったら、おばちゃんめっちゃ嬉しそうに、「それがいいわよ!そのためには健康でいなくちゃね!」とアドバイスをくれました。


あっという間のランチタイム。おばちゃんが、私が仕事に戻るのが遅くなって上司に怒られるんじゃないかと心配するので、「ちょっとくらいは大丈夫ですよ〜。私どちらかというと命令されるより、命令する方なんで。。。」と言ったら、「だったらなおさら時間にはちゃんとしないとダメよ」とピシャリ。


はい!心に刻みます!!


そして割り勘のつもりが、断固として出させてくれない。年上だからと。


それも、おばちゃんのポリシー。ありがたくご馳走になりました。次は私が出しますね、と言いましたが、多分おばちゃんは出させてくれないでしょう。


それはそれでいいのです。


おばちゃんに返せない分、私は若い誰かにご馳走すればいいのです。


かっこいい人生の先輩に、いろんなことを教えてもらったひと時でした。


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いつもありがとうございます^^

 






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コメント2件

  • pinokono より:
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    「おばちゃんに返せない分、私は若い誰かにご馳走すればいいのです。」って、本当そう思います。
    してもらったことを、次のひとたちに返すのって素敵。
    亡くなった祖母が昔、親孝行ができてないと言った私に言ったことば。
    「親孝行なんてしなくていいの。あなたが今お母さんにしてもらってることは、昔わたしがあなたのお母さんにしてあげたこと。親孝行したいと思うなら、あなたに子供ができたとき、お母さんにしてもらったことをしてあげなさい。」
    胸に刻んでます。
  • cafe*time8 より:
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    pinokonoさん
    コメントありがとうございます^^
    pinokonoさんのおばあさまの言葉、素敵ですね。
    ペイフォワード、恩送りのような考え方、私もとても好きです。

    今まできっと私のためにたくさんの人がたくさんのことをしてくれたのだと思います。気付かずに見過ごしてきたこともあったでしょう。
    感謝の気持ちを忘れずに、その気持ちをつないでいけたら良いなあと思っています。
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