二子玉ナチュラムでなんでもない特別な夜。
たまたま、平日夜に早めに時間ができたので、相方と外で夜ご飯を食べることに。
とは言え、東京はまたコロナが心配な状況になってきています。
「夜の街」でワイワイガヤガヤはさすがに気が引ける。
せっかくだから普段行けないいいお店に行こう、ということになり、二子玉川のフレンチ「ナチュラム」に行ってきました。
二子玉の有名店ですが(知らなかった汗)、夕方に電話して予約が取れました。コロナ禍なので当日予約取れたのだと思われます。
ライズ側から少し歩くと見えてきた、雰囲気のある洋館。
東京とは思えない雰囲気。
お店の入り口はこんな感じでした。
まだ早めの時間だったので、店内誰もおらず。
席はソーシャルディスタンス仕様になっていました。隣の席とも2メートル以上空いていて不安な感じが全くありません。
メニューはコース一種類のみで、6500円。飲み物は別途。
夜の外食は3月以来で、なんと3ヶ月以上ぶり!
ちょっとドキドキします。
シャンパンにしました。家でほぼ飲まない私は、お酒も久しぶり(笑)
相方はこちらのウイスキーでハイボールに。フレンチなのにワインとか全く飲まない2人。
枝豆のグジェール。シュー生地に枝豆のクリームが詰め込まれています。フワッと、優しいお味。
焼きとうもろこしの冷製スープ。泡にコーヒーの風味。とうもろこしとコーヒー!?と思ったけど、美味しいのです。小さなお花が可愛い。
真鯵のカルパッチョ的な一皿。ソースはトマトのガスパチョ。目にも鮮やかですが、お野菜の味が濃くてこれも絶品。
パンに添えられたのは黄人参のペースト。フルーツかと思うほどの甘さと、酸味も少しあり、相方とがっつく(笑)
こちらはコリンキーというカボチャとニョッキの一皿。運ばれてきたときにふわっとバターの香りがして食欲をそそります。
この一皿に限らず、ソースがほぼ泡仕立てで、素材に絶妙に絡みます。ニョッキも濃厚で程よく塩気があり、モチモチして美味しい。
まるで音楽を奏でるように、サビに向かって華やかさを増していく料理。
お魚は平目。皮はこんがり、中はフワッとした平目に、焼きナス、九条ネギのグリル、甘夏の組み合わせ。周りの黒い粉は焼きナスの皮を粉にしたものだそうです。
これも、運ばれてきたときに、燻製のような香りがしました。どの料理も五感を存分に楽しませてくれます。
お肉料理は豚肉。万願寺唐辛子のソースの苦味と、黒米のリゾットの甘味が豚肉に絡み、一口ごとに違う味が楽しめる一皿。
見えませんが、ふわふわしっとり、甘酸っぱいチーズがカリッとした薄皮に包まれ、河内晩柑というミカンの果実とソースが添えられたデザート。
こちらは乗っけられたスティックにココナッツオイルが使われていて、ココナッツが香ります。これも感動的な美味しさ。
最後に、ミントティーと自家製の生キャラメルで締め。
どの料理も美味しいだけでなく、香りや食感、食材の組み合わせなど、驚きがありました。
普段あんまりしないんですが、オーナーシェフを呼んでもらって感動と感謝を伝えました。オーナーシェフの杉浦和哉さんは、まだ30代とお若く、それもびっくり。
3ヶ月ぶりの外での夜ご飯。記念日でもなんでもありませんが、特別な夜になりました。また必ず行きたいと思います。
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