白木のおひつ、絶対にカビを発生させない方法

土鍋&おひつ生活を始めて4ヶ月が経ちました。
おひつご飯。とっても美味しいです。
木のおひつで避けられないと言われる「黒ずみ」
ずばり、カビです。
買った当初から、カビのことは気になっていました。
私、カビが大嫌いで、ドラム式洗濯機も必ず最後に乾燥機を使って、中を完全に乾かしています。

昔、母が使っていた木のまな板。
温泉旅館などのヒノキ風呂。
どんなにオシャレでも、カビにやられたら台無し。
絶対にカビさせないために、人とは違う使い方をしています。
カビを生やさない唯一の方法、それは濡れている時間を極力減らす事。
そのために、やっていること一つ目は、「使う前に濡らさない」。
本来、おひつは使用前に濡らすことによってこびりつきを防ぐと言われていますが、最初は濡らして使ってみましたが、濡らさずに使った時とこびりつきは大して変わりませんでした。なので、今は濡らさずにそのままご飯を入れています。
二つ目は、「湯気が出ているうちは蓋を閉めない」。完全に覚ます必要はありませんが、土鍋からおひつにご飯を移したら、しばらく開けっ放しにしています。湯気がおさまってから蓋を閉めても、翌日のご飯は十分美味しいので、これも全く問題なし。
三つ目。これが一番重要。「洗ったら、すぐ乾かす。」
我が家はたいてい夜炊いて、おひつに入れたご飯も翌朝には食べきります。朝、ご飯を食べたらおひつを洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
通常であれば、この状態で、風通しの良い場所に置いておく。
そう、説明書には書いてあります。
が、家の中で風通しのいい場所ってどこよ。
無風の日は?
雨の日は?
これはどうやったってカビは避けられない。
ではどうするか。
こうしています。
ドライヤーで乾かす!1
今年買った、ダイソンのドライヤー。すんごい風力で、しかもそれほど熱くならない。
あっという間に乾き始めます。
出かける前、歯を磨いている2〜3分の時間でほぼ乾きます。
中もこの通り・・・ですが
継ぎ目の部分、ここは少しだけ水分が残ります。自然乾燥でも、ここが一番乾きにくく、濡れた状態が最も長い時間続くところ。カビが生えるわけです。
外側もやっぱり継ぎ目部分は一番乾きにくいところ。
でもここまで乾かせば、あと少しで乾くので、残りは自然乾燥します。
ちなみに夏場は、扇風機の前に置いてました。これも気づいたら乾いてるので、扇風機のシーズンはオススメです。
蓋は、洗いません。汚れないんで。本体を洗って、水気を拭き取ったキッチンペーパーをぎゅっと絞って、蓋をささっと拭きます。拭くだけだとすぐ乾くので、蓋は自然乾燥で十分。
まだ4ヶ月しか経ってないので、2年、3年経った時にどうなるのかわかりませんが、カビだけは絶対に発生させないつもりで、この使用法を続けていこうと思っています。あくまでも自己責任で実験しております。
※ダイソンのドライヤーは最高風速で70度台、おひつから離して使っていますので、手を前に置いてみても全く熱くなく、「温かい強風」です。普通のドライヤーは100度を超えることもあるようですので、ご注意ください。木は高温で変形することもありますので。
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