私と器の物語。
最近、気になってしょうがない食器があります。
それは、イイホシユミコさんの器。
シンプルでナチュラルで美しい。
でもそれだけじゃない、何か不思議な魅力。
この魅力は一体なんなんだろうか。
公式HPや、いろんなブロガーさんの記事は見ていたのですが、どうしても実物を見て、触れてみたかったので、今日お出かけの用事と用事の間に、こちらに来ました。
原宿駅前にある、コープオリンピア。この中に直営店があると!
びっくり!
というのも、以前相方と一緒に暮らし始める前、相方が一時期住んでいたのがこのコープオリンピアだったから。
私もしょっちゅう出入りしていた、想い出の場所です。(直営店ができたのは、相方が引っ越しした後でしたので、当時はありませんでしたが)
このビンテージマンション、住人の半分は居住、半分は事務所などに使われております。不特定多数が出入りするショップは確かできないと聞いていたのですが、イイホシユミコさんのショップはなぜか入ることができたのですね。
1階のフロントで、管理人さんにイイホシさんのお店に来たことを伝え、2階にある一室へ。
廊下こんな感じです。まるでホテルでしょ。(過去の習慣でこっちの廊下に来てしまいましたが、イイホシさんのお店は短い廊下の方の一番奥でした。)
221号室のお店はこじんまりとした、美しい空間でした。
何を買うかはっきり決めていなかった私は、どの器も素敵すぎて決めることができず。
でもちゃんと実物の大きさとか質感は確認することができたので、家に帰ってもう一度じっくり考えることにしました。
で、家でじっくり考えるために、お店に置いてあったこの本を買って帰りました。
器のカタログプラスそれに関わるちょっとした文章かな、と思ってページをめくったら、、、
イイホシユミコさんが器を作ることになった、ストーリーが描かれていました。
これはもしかしたら雑貨や食器好きな人には有名な話なのかもしれませんが、イイホシユミコさんは普通の主婦で、器作りは好きだったものの、ご主人の転勤や阪神大震災でのご実家の被災などを経て、「自分は器をつくる人になりたい」と心に決め、30歳にして大学で陶芸を学び、その後も派遣社員をしながらプロの陶芸家を目指したそうです。
器が人を幸せにする、そういう信念でつくられた器。
私が感じていた不思議な魅力。
その訳が分かったような気がしました。
そして、ますますイイホシユミコさんの器のある暮らしが楽しみになってきました。
まだ一章しか読んでいないのですが、2章以降は今ある人気シリーズの誕生秘話などもありそうなので、じっくり読んで、私にとっての運命の器に出会いたいと思います。
最近熟読しています!!食と器を通した丁寧な暮らし方、参考にしたいです。
イイホシユミコさんの器と料理 |
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